絵画展示(1月27日~2月1日)

2025年3月8日 – 14:00

1月27日~2月1日の期間、今年度描いた絵を展示してみていただきました。

0歳児は1月に描いた絵を、1~5歳児は今までに描いた絵の中から、春夏(4~8月)と秋冬(9~1月)それぞれ1枚ずつ選び、2枚の絵を展示しました。

前半期と後半期で、成長を感じていただけたと思います。

(同じ年齢でも月齢差や個人差がありますが、一人ひとりに成長が表れています。)

 

<0歳児さくらんぼ組>

ゲルマーカーやクレパスを握れるようになりました。

腕を動かせるようにもなって、なぐり描きが少しずつできるようになりました。

 

<1歳児いちご組>

好きな色のマーカーを選んで、お絵描きができるようになりました。

肩や腕の成長とともに描き方が安定してきたり、視野も広がったりしてきて紙面全体に大きく描くようになりました。

横線のなぐり描きから、ぐるぐると描きはじめる様子も見られました。

 

<2歳児みかん組>

好きな色のクレパスを使ってお絵描きをしました。

いろいろな色を使って試すように楽しんだり、「これは○○だよ」と意味づけをして描く姿がみられました。

横線やぐるぐる描きから、〇の形を描き始めています。

 

<3歳児めろん組>

〇の形を描くようになると、人物や動物などを形にしていきます。

認知力も向上し、目・手・足を左右対称に表現し、頭足人(顔から直接手足が生えている絵)を描くようになりました。

 

<4歳児ばなな組>

想像力も育ち、お話の絵や経験画などを描くようになりました。

頭足人の表現は徐々に胴の部分を意識して描くようになり、人物らしい形に変化しています。

「○○は赤色」「○○は青色」と次第に色と形の対応ができるようになってきて、意識して描く姿がみられるようになりました。

 

<5歳児ぶどう組>

空間認識や形態認識が深まって説明要素が多くなる表現になってきました。

人物表現では、服を着る・靴を履くなどの具体的な表現が加わったり、紙面の上を空、下を地面と捉え、道に花が咲き、空には太陽や雲などの情景を場面として表現するようになってきます。

 

絵画活動でも、心のままに楽しみ、自由に表現することを大切にしています。

絵には「上手い、下手」「正解、不正解」はありません。

子どもの絵は自身の心を表現しています。

絵を描くことを十分に楽しめる環境をつくり、これからも子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。